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ITで解決する社会の問題

科学技術の進歩によって私たちの生活はとても豊かになりました。しかし、その一方で、急激な進歩によって、有史以来の地球のバランスが崩れ、異常気象が増えたり[1]、また、それによって、尊い人命が失われたり[2]、農作物に被害が出たりしている[3]との指摘もあります。社会の問題には、このような自然環境に関する問題もあります。(写真出典:(財)消防科学総合センターHP[4])

インターネットの普及や、携帯電話・スマートフォンの普及によって、いつでも、どこでも、誰とでも、自由に話ができるようになってきました。このように、人々が世界中の人々とつながることができる環境が整いつつあるにもかかわらず、世界には、紛争や戦争が絶えません。社会の問題には、このような私たちが暮らしている人間社会に関する問題もあります。

また、日本に目を向けても、社会の問題はあります。その一つが人口減少です。昨年、人口減少がこのまま進むと、今世紀中に消滅してしまう可能性がある市町村があるという報告書が出され、大きな話題になりました[5]。間違いなく、この人口減少や、地域の荒廃は社会問題といってよいでしょう。その他、毎年のように行われる各種の選挙、投票率の低下に歯止めがかかりません[7]。選挙権年齢が18歳以上に変更になる議論が進む中[8]、選挙への関心の低さも、社会問題の一つといってよいのではないでしょうか(写真出典:東北芸術工科大学デザイン工学部HP[6])。

これらに限らず、私たちの日常生活には、まだ、多くの社会問題があります。進化し続けるIT。このITがさらに進化すれば、社会問題の中には解決の方向に向かうものもあるでしょう。ITを使った社会問題を解決させる夢、是非とも聞かせてください。

ITを活かした未来の○○

ITの進歩において目を見張るものの一つに、ITの高性能化、小型化があります。初期のコンピューターよりも高い処理性能のコンピューターは、今や、私たちの身近な家電にもマイコンという形で搭載されています。また、この小型化、高性能化は、従来、ITとはあまり関係がないと思われていたものへのIT活用を進めています(写真出典:Semiconductor Industry Association HP[9])。

例えば自動車。皆さんも、急停車した前の自動車に衝突しないように、安全に自動車を停止させる機能が付いた自動車のテレビコマーシャル[10]を見たことがあると思いますが、この機能にもITが使われています。自動車についていえば、今や、単に止めるだけでなく、自動で自動車を運転させる技術の実用化も進んでいます[11]。

また、最近はドローンと呼ばれる、無人航空機も大いに世間をにぎわせています。宅配サービスを提供する会社が、この無人航空機を利用して、荷物や食べ物を配達する技術の実用化を進めています(写真出典:Amazon.com社HP[12]。

これらに限らず、ITとは無縁であったものにITを使うことで、今よりも便利で、楽しい未来が実現できる可能性があります。ITを使った今とは違う未来の夢、是非とも聞かせてください。

ITで盛り上げる東京オリンピック

2020年に東京にオリンピックがやってきます[13]。開催まで5年。オリンピックを盛り上げるための活動を始めるにはちょうど良い時期ではありませんか。

盛り上げ方は、きっといろいろあるでしょう。大会開始までの期間を盛り上げる、開会式を盛り上げる、大会期間中を盛り上げる。大会終了後を盛り上げたっていいじゃないですか。「ITを使って、こうすればきっと盛り上がるぞ!」そんなあなたの夢、是非とも聞かせてください。


参考文献
[1] 国立環境研究所地球環境研究センター, 解説 異常気象と地球温暖化の関係について
[2] ロイター, 10年で37万人が異常気象により死亡、国連が温暖化に警鐘 (2013年7月4日)
[3] 松村伸二, 2010年夏季の異常高温と農業被害- 水稲を中心として- , 自然災害科学 330-2, pp169-192(2011) [4] 一般財団法人消防科学総合センター, 災害写真データベース
[5] 日本創成会議, 成長を続ける21世紀のために「ストップ少子化・地方元気戦略」
[6] 鈴木翼, 卒業研究大江町の過疎集落に関する研究-過疎集落の現状と今後の対応策, 東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科(2010-03-30)
[7] 日経新聞, 民主主義を脅かす投票率低下 (2014年12月17日付)
[8] 日経新聞, 18歳選挙権 成立へ 与野党、来週にも法案提出(2015年2月18日電子版)
[9] Semiconductor industry association
[10] 富士重工業, 運転支援システム アイサイト
[11] Google, Google Self-Driving Car Project
[12] Amazon.com, Amazon Prime Air
[13] 東京オリンピック招致委員会